咬合性外傷

  • 2023年02月14日

こんにちは!

皆さんは咬合性外傷という言葉を聞いた事がありますか?

咬合性外傷とは

歯ぎしりやくいしばりなどの咬合運動によって

歯周組織の負担能力を超えた『異常な咬合力』が加わると

その歯周組織に外傷性の変化が生じることを咬合性外傷といいます。

咬合性外傷は健康な組織でも歯周病によって弱ってしまった組織でも起こります(+_+)

 

?咬合性外傷によってどんな事がおきるのか?

冷たいものがしみる

詰め物や被せ物がよくとれる

歯が揺れる

↑虫歯じゃなくてもこんな症状がでたりします( ゚Д゚)

他にも

 

歯のすり減りや

 

←歯ぎしりなどにより

歯の噛む部分が平になっています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯の破折

 

 

←異常な力に耐えきれず

歯が割れてしまう

 

 

 

 

 

 

事があるので、歯ぎしりなど自覚症状がある方は放っておくのは

とても危険です( ;∀;)

 

 

自覚症状がない方もセルフチェックの方法がありますので

ご自身のお口の中を確認してみてください ♪

 

 

 

 

舌や頬に歯の痕がついている

 

 

 

 

 

 

普段人は唇を閉じている時、上と下の歯が接していないのが正常です

しかし重い物を運ぶ時や慢性的なストレスを感じると

人は無意識のうちに何時間も食いしばりを行ってしまいます

食いしばることにより咬筋が発達し筋肉が大きくなり張り出すことにより

頬や舌に歯型がつきます(; ・`д・´)

 

 

 

 

歯の内側がボコボコしている

 

 

 

 

 

 

これは骨隆起といいます

骨隆起は歯茎の周りや上顎の骨が盛り上がりコブのように出っ張ったものです

噛んだ時の刺激の蓄積により徐々に形成されます

主に食いしばりや歯ぎしりが強い方に見られます

 

 

 

 

歯の根元が削れている

 

 

 

 

 

 

歯茎に近い部分の歯の表面が剝がれるようにしてできる

歯の欠損のことをアブフラクションといいます

これも強い咬合力により歯の表面が剥がれると考えられていて

初期症状では知覚過敏を起こします

 

 

いかがですか?

もしご自身のお口の中に当てはまるものがあったら

くいしばりや歯ぎしりにより歯に負担がかかっているかもしれません( ;∀;)

お口の中は症状がでてからだと手遅れの場合もあります

気になる事などありましたら検診でみてもらって下さいね(^^)/

 

 

高木

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